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子供が通う保育所が法人移管された

日常
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本年度から我が子が通う保育所が市立運営から法人運営に切り替わった
昨年度から何度か説明会があり、法人との顔合わせや、早期からの保育士慣らしなど、切替に関しては法人の努力がとても顕著だった
法人化して5ヶ月
保育所の法人化について、考えたい

なぜ今、法人化

私が住む自治体では、2000年代初期に合併したのが児童数のピークで、以降は減少傾向となっている。
それらを踏まえて2005年に策定された子育て支援事業計画の見直しが行われおり、その一貫として、保育所の民営化があげられます
当自治体では1970-80年代の入学前教育・保育需要増加に伴い保育施設が増やされ、それらの多くの建物の老朽化に直面し、建て替えの必要性が今回民営化に切り替える大きな理由になったようです。
子供が通う保育所は、市内でもとても古い園舎でした。
法人化は法人によって園舎の立て替えが行われるのが前提という説明がありました、が、
当初、公立の保育所に、と思って入所させていた為、法人化には戸惑いがありました。
子供の減少、幼稚園(3才以上)の入所児童増加、3歳時未満の保育需要増加(=保育士の必要数増加)
たくさんの状況が加味された上での法人化である、と現時点では受け止めています。

法人化って、どうなの・・・

私のように、法人化に戸惑いのある人も少なくないと思います。
そのためか、法人化後数年は、配置の保育士の勤務経験年数等にも縛りがあり、ベテランの先生たちの割合が決められているようです。
そのため、即新しい先生達ばかりということでもなく、(それでも受け入れ児童数・年齢層の増加に伴いクラスが増えたので、若い先生達もたくさんいます)もともと小規模の保育所だったため、3才程度からしか受け入れをしていませんでしたが、法人化になり、1才児の受け入れも始まりました。
いわゆる、「待機児童」の減少への貢献は少なからず、あると思います。
それによって救われる保護者がいる。いや、いたのだと思うと、法人化の恩恵は大いにあるのだと思います。

子供にとっての環境の変化

4月、今までお世話になった先生たちが全員いなくなってしまったわけですが、本当に4月からいきなり知らない先生とご対面というわけではなく、前年度、委託法人先が決まった直後から、法人から所長先生、担任になるであろう先生たちが保育所に通われ、実際に子供と触れ合い、クラスを共同で受け持つという、いわゆる「慣らし」が行われていました。
そのためか、年中、年長などの上の学年の子たちは新しい担任の先生も、昨年度から顔なじみの先生、という状態で新年度を迎え、我が子はそれに不安を覚えることもなく、今に至るまで、毎日元気に登所しています。
(ただ、慣れない子もいるので、一概には言えません)
切り替え前後の「法人に求められるもの」は、かなりハードルの高い、と体感しています

法人化され5か月

正直、現状不安に感じることはなにもなく、むしろコロナによって、本来あったイベントなどが中止・縮小している中で、「初めてする今まで行われていた行事」に先生たちが一生懸命向き合ってくれている姿勢を見ると、公立でも法人でも、保育士さんたちは子供にしっかり向き合ってくれている、と実感します。
ただ、緊急事態宣言時、公立と私立で対応が明確になったなぁ、と感じたのは、公立は登所自粛要請などはなかったようですが、私立は一応要請のお手紙が配られました。
(私の自治体の場合であり、他コロナ感染写真が多かった地域はまた状況が違うと思われます)
公立=最後まで、というのは、法人化が進んでいく中でも、やはり定石かな、と思っています。
これから、幼保連携型認定保育園になるのかな。
数年の縛りのあとは新しい先生ばかりになるのかな。
まだ法人化の先が見えない、身近でない中では、不安を多く感じてしまいます。
が、法人化され、5か月。
毎日笑顔で楽しそうに登所していく子供の顔をみると、ま、どっちでもいっか、と思えてしまうのです。

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